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2007年03月15日

マウスカーソルの変更

gentooで、マウスカーソルを変更する。

gentooのカーソルテーマをemerge

#emerge gentoo-xcursors
emergeすると、最後の方に設定の仕方がでてくるので、それに従う。以下引用。
-----------------------------------------------------------------------
To use this set of cursors, edit or create the file ~/.Xdefaults
and add the following line (for example):
Xcursor.theme: gentoo

You can change the size by adding a line like:
Xcursor.size: 48

Also, to globally use this set of mouse cursors edit the file:
/usr/local/share/cursors/xorg-x11/default/index.theme
and change the line:
Inherits=[current setting]
to (for example)
Inherits=gentoo

Note this will be overruled by a user's ~/.Xdefaults file.

If you experience flickering, try setting the following line in

the Device section of your xorg.conf file:
Option "HWCursor" "false"
The three sets installed are gentoo, gentoo-silver and gentoo-blue

-----------------------------------------------------------------------
/usr/local/share/cursors/xorg-x11/default/index.themeなんて見あたらないぞ?

仕方がないので、~/.Xdefaultsに
Xcursor.theme: gentoo-silver
Xcursor.size: 24
と書いて再ログインしたら、新しいカーソルになった!

半透明でかっこいいな。

2007年03月14日

Firefox2.0で、やたら英字が汚かった件

FirefoxでFirefox2.0で、やたら英字が汚かった件 on gentoo。

編集→設定→フォントと配色の「詳細設定」
対象言語「西欧」のゴシック体"Helvetica"が汚いフォントだった!!うぜえ!!!

ここを見やすいフォントにしたら良い。

Gentooで日本語入力

scim-anthyを使った日本語入力環境を作成。

#emerge scim-anthy
これで、必要なものはだいたい揃うはずだ。

GDMをDisplayManagerにしている場合は、~/.xprofileというファイルを作成して
export LANG=ja_JP.utf8
export XMODIFIERS="@im=SCIM"
export GTK_IM_MODULE=scim
scim -d &
と書いて再起動する。

Ref)http://uch-x40.seesaa.net/article/26899797.html

NEC AtermWL54AG gentoo編

無線LANアダプター、AtermWL54AGをgentooで使う。
暗号形式はWEP。

・emergeするもの
madwifi-ng. madwifi-ng-tools, wireless-tools

これだけemergeして再起動すると、iwconfigでath0が見えている。
iwconfigでessid, key, APを設定すると、ifconfigでath0が見える。後は
# dhcpcd ath0
でIPが割り振られたらO.K。

永続的に利用するためには、/etc/conf.d/netに以下のようにかく。
*は各人で自分の環境にあわせて設定する。は、数字とアルファベット以外はアンダーバーに変える。
--------------------------------------------------------
config_eth0=( "null" ) ←有線LANの設定をしない。


config_ath0=( "dhcp" )
dhcp_ath0="nonis"
dhcpcd_ath0="-t 30"
channel_ath0="*"

modules=( "iwconfig" )
associate_order_ath0="forcepreferredonly"
key_="[1] * key [1] enc open"
config_=("dhcp")
dhcpcd_="-t 30"
preferred_aps_ath0=("")
--------------------------------------------------------
最後に、
# cd /etc/init.d
# ln -s net.eth0 net.ath0
# rc-update add net.ath0 default

fluxbox on UTF-8 part.2

fluxboxがGentooで文字化けする件。

Gentooでfluxboxのメニュー等が文字化けする理由はおそらくふたつあって、それは
1.fluxboxの日本語仕様がEUC-JPである(前回と同じ)
2.sytleが適切な日本語フォントを指定していない(gentooは自分でフォントをインストールするため、必要なフォントをemergeしていないことに気がつかないことがある)

1.の対処法
ほとんど前回と同じ。
Ref)http://august.oor.jp/logs/boo/index.php?itemid=53
tar玉は/usr/portage/distfilesにあるから、これを展開してTranslation.mを探す。
前回と同様に、ファイルの文字コードをUTF-8にし、さらに一行めをEUC-JP→UTF-8

cf)nkf -w ファイル1 > ファイル2
ファイル1の文字コードをUTF-8にしたものをファイル2という名前で保存。
nkf --guess ファイル1
ファイル1の文字コードを確認。

# config --enable-nls
# make

fluxbox.catを置き換えておしまい。

2.の対処法
適切な日本語フォントをsytleファイルで指定してやればいいが、はたしてどのフォントが適切か?
で、一番簡単なのはkochi-substituteだろうと思う。インストールは
# emerge media-fonts/kochi-substitute
の後、/etc/X11/xorg.confのFontPathに
FontPath "/usr/share/fonts/kochi-substitute/"
と一行加えて、
#fc-cache -fv
とする。

すると、xfontselで(emergeしておくこと)kochiが見えるので、この値でもってstyleのフォントを書き換えてしまえばいい。
一番簡単なのは(おそらく)Minimal。まずホーム以下にコピーしてきて
$ cp /usr/share/fluxbox/styles/Minimal ~/.fluxbox/styles/Minimal-ja
Minimal-jaの下の方にある*font行を
*Font: -*-kochi gothic-*-r-*-*-12-*-*-*-*-*-*-*
とでも書き換えて、このsytleを選べば、めでたく日本語化が完了する。
P.S それでもダメという場合(BlueNight等のsytle)は、nkfでstyleファイルをUTF-8化するとうまくいく場合がある。

蛇足)
kochiはフォントとして汚いという場合、ipaフォントでもemergeしておいて、
#rm /usr/share/fonts/kochi-substitute/kochi-mincho-subst.ttf
#rm /usr/share/fonts/kochi-substitute/kochi-gothic-subst.ttf
#ln -s /usr/share/fonts/ja-ipafonts/ipam.ttf /usr/share/fonts/kochi-substitute/kochi-mincho-subst.ttf
#ln -s /usr/share/fonts/ja-ipafonts/ipag.ttf /usr/share/fonts/kochi-substitute/kochi-gothic-subst.ttf
とシンボリックリンクを張ってしまえばいい。

2007年01月29日

coldplugのブロッキング

2007,01/28現在では、coldplugパッケージはudevパッケージに統合さているようで、これがブロッキングを起こし、システムの更新ができない。

手順としては、coldplugを削除して、udevをインストールすればよい。
# rc-update del coldplug
# emerge -C sys-apps/coldplug
# emerge -avtDu udev

最後に、
# dispatch-conf
こいつをやる意味がわからないぜー。
使い方:http://webos-goodies.jp/archives/50493856.html
だけど、こうしないと起動時にudevががつがつエラーを吐くから気をつけること。

REF : http://shun2004.iobb.net/~shunk/2007-01-11.html

2007年01月27日

Gentoo 2006.1 インストール

Vine4.0はとてもいいsystemだけど、面白味がないな。
というわけで、Gentoo 2006.1をインストールする。

マシン構成は、前回と同じだけど、もう少し詳しく書いておく。

CPU: Celeron 2.0GHz(Northwoodコア)
メモリ: 512 MB
HDD: seagate 120GB
MB: intel純正(845シリーズのどれか)
VGA : RIVA TNT 16M PCI
USB接続の外付けマルチドライブから起動。

基本的には、ハンドブック通りに進んでいけばよい。
http://www.gentoo.org/doc/ja/handbook/handbook-x86.xml?part=1&chap=0
今回は、genkernelをつかってのインストールである。

はまりどころを列挙。
・5.e. コンパイルオプションの設定
-march=フラグの設定であるが、Celeronはコアによって渡すフラグが異なるので気をつける。
簡単に言えば、Pentium4コアのCeleronであれば、フラグはpentium4でいいよ、ということだ。
http://www.interq.or.jp/japan/s-imai/tcltk/msys_mingw.html

・8.c. システム情報
/etc/conf.d/keymapsの編集だが、日本語106キーボードの場合
KEYMAP="jp106
SET_WINDOWKEYS="yes"
と入力しておくこと。

・10. ブートローダを設定する
FDDを搭載していないマシンでgrubのインストールをする際には、grub-installに--no-floppyオプションを渡せば良いはず...なのだが、うまくいかない。
ありもしないFDDを読みに行って、はじかれてる感じだ。
ググってみたところ、/boot/grub/device.mapからfd0に関する記述を削除すれば良い、とのことだか、やっぱりうまくいかない。
解決策→上記のような修正を加えた後、grub-installを使わず、手動でインストール。

とりあえずbootするようになった!

このあとやったこと。
・UTF-8環境で運用を考えている場合、USEに"nls cjk"を追加する。
・sudoパッケージの導入。
#emerge app-admin/sudo
設定:http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/unix_sec05/unix_sec01.html
・デフォルトインストールだと、システムクロックがUTCに設定されている。日本標準時(JST)を使っている場合には、/etc/conf.d/clockのCLOCKの値を
CLOCK="local"
とする。
・sshからのrootログインを禁止する。
/etc/ssh/sshd_configの、PermitRootLoginの値を
PermitRootLogin no
とすること。
・logrotateを導入しないと、logが溜りっぱなしになってしまうので対処。
emerge logrotate
設定は/etc/logrotate.confに書くのだが、これはデフォルトのままで良い。
さらに、勝手に/etc/cron.daily/以下に起動用シェルスクリプトを書いてくれる。
Ref)http://nekhet.ddo.jp/item/848