ここでは基本的なファイル操作を説明します。
エディタを使えば中身は見ることができますが、見るだけならちょっと大袈裟ですね。そこで less コマンドを使ってみましょう。 hoge というファイルの中身を見るために
xz0000% less hoge
としてみましょう。するとコマンドプロンプトに戻らずに、最後の行が : または (END) で終わっていますね。これはまだ less コマンドが終わっていない証拠です。最後の行の意味はそれぞれ
: | ファイルの途中で続きがある |
(END) | ファイルの終わり |
となっています。この状態では次のキーを押して画面の様子を変えることができます。
q | lessを終了する |
スペース | 次のページに行く |
b | 前のページに行く |
g | 最初のページに行く |
G | 最後のページに行く |
他にもいろいろありますが、ここでは省略。詳しくはオンラインマニュアルで。そういえば、実はオンラインマニュアルを表示する man コマンドも中で less を呼び出しています。
このようにファイルの中を行ったり来たりしながら表示するコマンドをページャ(pager)コマンドといいます。
mv コマンドを使って hoge というファイルを babo というファイルに移す(ファイル名を変える)例です。
xz0000% mv hoge babo
君の作ったファイルを別の名前に変えてみましょう。そしてファイル名が変わったかどうか ls コマンドで確かめてください。 mv というコマンド名は move からきています。
cp コマンドを使って hoge というファイルを babo というファイルにコピーする例です。
xz0000% cp hoge babo
君の作ったファイルを別の名前でコピーしてみましょう。 そしてファイルがコピーされたかどうか less コマンドで確かめてください。 cp というコマンド名は copy からきています。
rm コマンドを使って hoge というファイルを消してしまう例です。消えたものは戻らないので注意して。
xz0000% rm hoge
hoge と babo をいっしょに消すには
xz0000% rm hoge babo
hoge と babo と yaho をいっしょに消すには... もういいですか? rm というコマンド名は remove からきています。