DEM simulation of Janssen effect in Granular materials

前回の雑誌会では、粉粒体を容器に積めたときの圧力の飽和(Janssen効果)について、粉粒体を連続体として扱ったJanssenらによる先行研究[1]のモデルと離散要素法を用いたシミュレーションを比較した。
今回の発表では雑誌会の内容に加え、Janssenのモデルでは扱われなかった、一つ一つの構成粒子の摩擦係数などの物性や粉粒体の離散性を取り入れて、圧力の飽和を議論する事を目指し、粒子の最大静止摩擦係数と圧力の飽和のしかたの関係を調べ、容器内の圧力の位置依存性についての傾向を見たのでこれらを紹介する。

[1] H.A.Janssen, Z.Vereins Deutsch Ing., 39 (35) 1045 (1895)

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