青木・青柳モデルの派生可能性と共進化モデルへの拡張


青木・青柳らによって提案されたネットワーク上の資源拡散モデル(以下、青木・青柳モデル)[1]では、時間発展しないネットワークにおける資源拡散を調べていた。この青木・青柳モデルに閾値モデルを導入してネットワークの時間発展を取り入れたのが私の学部卒業研究であったが、計算効率の悪さやモデルとの相性から断念した。そこで、既存のリンクの内少しずつリンクを張り替えていく共進化モデルを考案し、シミュレーションを試みた。
本発表では青木・青柳モデルの派生モデルについての計算結果を紹介し、前述した共進化モデルの結果を見ていく。

[1] Takaaki Aoki and Toshio Aoyagi, Phys. Rev. Lett. 109.208702 (2012)

戻る