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2007年05月24日

mkcfmとubutnu

ubuntuでdvipdfmxを使おうと思った時は、相変わらず
http://tmcosmos.org/linux/ubuntu/ubuntu704.html#tex
を参照して作業すれば良いのだが、どうもインストール途中で
Can't exec "/usr/bin/mkcfm": No such file or directory at /var/lib/defoma/scripts/x-ttcidfont-conf.defoma line 791.
となるのが気になっていた。

ubuntuでは、mkcfmがnon-freeな為それが同封されていないので、このようなエラーがでるらしい。どうしても使いたければ、debianあたりのパッケージをパクるのが良いようだ。

でも、別にそんなことしなくても、上記手順でdvipdfmxのコマンドは通る。

2007年05月12日

xfontselでフォントが見えない。

debian(etch)やらubuntu(edgy以降)で、インストールしたはずのフォントが見えない場合は、フォントの入ってるフォルダまで移動してから
# mkfontscale
# mkfontdir

としてから、Xを再起動。

2007年05月07日

mlterm + vim + uimでうれしいvim環境

ubuntuを含む多くのディストリの標準インプットメソッドはscimだが、他にもuimというメソッドがある(debianでは標準)。

uimの良いところは「vi協調モード」というオプションである。これは、vi(vim)使用中、挿入モードからコマンドモードへ移行する際、Escキーを押すのと同時に自動的にインプットメソッドを切る、というものだ。
scimではこのようなオプションは用意されていない。

ということで、vimを使うときだけはuimを使用し、他(firefox等)での入力にはscimを使う、という環境を構築することを考える。

前回のエントリで紹介したmltermでは、mltermでのみuimを使用する、というオプションがあるので、こいつを使うと望みの環境が構築できる。

前回のエントリの設定を、以下の手順にしたがって変更&追加する。

まず、uimを導入。
$ sudo apt-get install uim-anthy

次に、mltermのuim用プラグインを導入
$ sudo apt-get install mlterm-im-uim

~/.mlterm/mainを、インプットメソッドにuimを使うように変更する。
input_method = uim ←scimからuimに変更

こうすることで、mlterm使用時のみuimを使用できる。

さらに、uimのvi協調モードをonにするため、~/.uimを作成する。
(define default-im-name 'anthy)
(require-module "anthy")
(define anthy-use-with-vi? #t)
(define-key anthy-vi-escape-key? '("escape" "["))

こうしてからviを立ち上げてみると、協調モードが有効になっているのがわかる。


Ref:)http://ichita.rokugen.ath.cx/wp/20060620/24

2007年05月06日

Ubuntu 7.04 feisty fawn

Ubuntu 7.04を研究室のThink PadR32にインストールした。

設定はいつも通り以下のページを参考にさせていただく。
http://www.a.phys.nagoya-u.ac.jp/~taka/linux/ubuntu704.html
7.04からVL Gothicがパッケージ化されたので、僕はmplusではなく、こちらを使っている。

☆感想
・Open Office Impressでスライドを始めると、そのままフリーズする
・Open Office Word Processerが時々フリーズする
・よくわからんフォントが多数追加されている. 相変わらず、mplusやipaがxfontselから見えない(font.dir?)
・xdviで日本語が表示されない問題は解決されている
・Gnome Terminalでvimを起こして、scimで日本語入力すると、かなり高い確率でterminalごと落ちる


最後の項目は致命的なので、対処法を考える。
とりあえず、terminalをmltermに変えてみる。

$ sudo apt-get install mlterm-im-scim mlterm-tools
で、必要なものは手に入る。
次に、~/.mlterm以下に、以下のふたつのファイルを置く。

・main
use_xim = false
input_method = scim

ENCODING=auto

use_transbg = true
use_anti_alias = true
scrollbar_mode = right
geometry = 124x37

termtype = xterm

・aafont

ISO8859_1=VL Gothic\-Mono-iso10646-1:100;
ISO8859_1_BOLD=VL Gothic\-Mono-iso10646-1:100;
JISX0208_1983=VL Gothic\-Mono-iso10646-1:100;
JISX0208_1983_BOLD=VL Gothic\-Mono-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1=VL Gothic\-Mono-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1=VL Gothic\-Mono-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1_BIWIDTH=VL Gothic\-Mono-iso10646-1:100;

修正しました。
ISO8859_1=VL Gothic-iso10646-1:100;
ISO8859_1_BOLD=VL Gothic-iso10646-1:100;
JISX0208_1983=VL Gothic-iso10646-1:100;
JISX0208_1983_BOLD=VL Gothic-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1=VL Gothic-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1=VL Gothic-iso10646-1:100;
ISO10646_UCS4_1_BIWIDTH=VL Gothic-iso10646-1:100;
上の設定では、使用するフォントをVL Gothicにしているが、他のフォントを使用したい場合は、
$ fc-list
として表示されるフォントから、好きなものを選んで、aafontのVL Gothicと置換する。

以上のようにしてからmltermを起動すればよい。
mlterm上でCtrl + マウス右クリック、Ctrl + 左クリックで、GUIの設定ウィンドウが起きる。

Ref:)http://d.hatena.ne.jp/shag/20061128

☆追記
以下のサイトを参考に、さらに設定を加えると良い。
http://www.seeds-man.com/~nari/v2/people/nari/comp/linux/mlterm1.shtml
特に、colorファイルは作成した方がいいかもしれない。

2007年05月03日

/etc/hostsの間違い

debian etch, ubuntu edgy・feistyあたりの/etc/hostsが間違ってるって話。

2行目は127.0.1.1ではなく、127.0.0.1が正しいです。
放っておくと、Gnomeの一部アプリでパフォーマンスが落ちるらしい。