mlterm + vim + uimでうれしいvim環境
ubuntuを含む多くのディストリの標準インプットメソッドはscimだが、他にもuimというメソッドがある(debianでは標準)。
uimの良いところは「vi協調モード」というオプションである。これは、vi(vim)使用中、挿入モードからコマンドモードへ移行する際、Escキーを押すのと同時に自動的にインプットメソッドを切る、というものだ。
scimではこのようなオプションは用意されていない。
ということで、vimを使うときだけはuimを使用し、他(firefox等)での入力にはscimを使う、という環境を構築することを考える。
前回のエントリで紹介したmltermでは、mltermでのみuimを使用する、というオプションがあるので、こいつを使うと望みの環境が構築できる。
前回のエントリの設定を、以下の手順にしたがって変更&追加する。
まず、uimを導入。
$ sudo apt-get install uim-anthy
次に、mltermのuim用プラグインを導入
$ sudo apt-get install mlterm-im-uim
~/.mlterm/mainを、インプットメソッドにuimを使うように変更する。
input_method = uim ←scimからuimに変更
こうすることで、mlterm使用時のみuimを使用できる。
さらに、uimのvi協調モードをonにするため、~/.uimを作成する。
(define default-im-name 'anthy)
(require-module "anthy")
(define anthy-use-with-vi? #t)
(define-key anthy-vi-escape-key? '("escape" "
こうしてからviを立ち上げてみると、協調モードが有効になっているのがわかる。
Ref:)http://ichita.rokugen.ath.cx/wp/20060620/24