« 2007年10月 | メイン | 2008年01月 »

2007年12月12日

PostScriptをいじくるためのコマンド群

PostScriptをいろいろいじくるためのコマンド群をインストール
Ubuntu(というかdebian)では、psutilsというパッケージになっているので、まずはこいつをインストール
$ sudo apt-get install psutils
このパッケージの中には様々なコマンドが入っている。詳しくは以下参照
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022047/linux/psutils.html
http://www.is.titech.ac.jp/~miyoshi/lab/c-tips/printer.html#psutils

特に使うものだけコメント。
・psnup
psを1枚の紙に複数ページ入れて出力する。mpageの方が賢い?

・psmerge
複数のpsファイルを一つのpsファイルにまとめる。でもあんまりうまくいかない。
このコマンドの方がうまくいく。
$ gs -q -dNOPAUSE -dBATCH -sDEVICE=pswrite -sOutputFile=outfile.ps -c save pop -f input1.ps input2.ps ...
Ref) http://bloghome.daemonfarm.org/daymemo/?200205b

・epsffit
いろいろ使いかたがあるらしいが、とりあえずpsファイルを90度回転させる方法を抑えておく。
Ref)http://hep-www.px.tsukuba.ac.jp/topics/ps/#a-1
$ epsffit -r 20 20 575 822 eps-file-name output-eps-file-name


オマケ)pdfの分割・結合
Ref) http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/928splitpdf.html

これで、gnuplotで作ったpsファイルを結合して、A4一枚に複数枚突っ込んだのち、そいつをps2pdfで変換して、tex&dvipdfmxで作ったレジュメと結合とかできてうれしい。

2007年12月10日

Feistyのgs-esp

Ubuntu Feistyのgs-espはなんかおかしい。

とりあえず、gsを他の関連コマンド(gv, evinceなど)から呼び出すと、メモリを喰らい尽くしたのちHDDに永久にスワップを作りつづける。大変迷惑。
nautilusのサムネイル表示ですら同じことがおきるので、psファイルを保管してあるフォルダなんぞ開こうとした日には終了。

この件については、launchpadに報告がある。
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/gs-esp/+bug/75894

結論は、gs-espの代わりにgs-gplを使うということ。
$ sudo apt-get install gs-gpl
の後、
$ sudo update-alternatives --config gs
としてgs-gplを選ぶ。