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2008年06月29日

Ubuntu8.04をnfsクライアントにする

インストール
$ sudo apt-get install nfs-common

マウントポイントを作る
$ mkdir /mnt/hoge

/etc/fstabに書く
nfs-server:マウントしたいディレクトリ /mnt/hoge nfs rw,hard,intr,rsize=8192,wsize=8192 0 0

nfs起動
$ sudo /etc/init.d/nfs-common start

Ubuntu8.04をnisクライアントにする

なにはともあれ、まずnisをインストール
$ sudo apt-get install nis
インストール中に、nisドメイン名を聞かれるので、参加するnisドメイン名を入れる。
このドメイン名は、/etc/defaultdomainに保存される。

/etc/nsswitch.conf を書き換え

passwd: files nis
shadow: files nis
group: files nis
hosts: files nis dns

/etc/yp.conf を編集する。
最後の行に以下を追加する。
ypserver nis-serverのアドレス

/etc/passwdに次の行を追加:
+::::::

/etc/groupに次の行を追加
+:::

nisを起動
$ sudo /etc/init.d/nis start /etc/init.d/nis start

ただしAMD64版では、このままだとシステム起動時のnisの呼び出しに失敗する。
launchpadの報告にしたがい、少し乱暴ではあるが、/etc/rc.localに以下の行を追加する。
/etc/init.d/nis restart


Ref:) http://lists.debian.or.jp/debian-doc/200008/msg00001.html
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/nis/+bug/174162

UbuntuをEUC-JP環境で使う

こんなことしたくはないのだが、特定の状況下で、しかたなくEUC-JP環境にしなくては
ならないことも...ある。

以下のサイトを参考に、以下のような手順で作業を行った。
Ref:) http://old.ubuntulinux.jp/wiki/UTF8_e3_81_a8euc_e3_81_ae_e6_b7_b7_e5_9c_a8_e7_92_b0_e5_a2_83_e6_a7_8b_e7_af_89/
http://made-in-tomo.jugem.jp/?cid=15

1. gdmからEUC-JPを選べるようにする。
$ sudo localedef -i ja_JP -f euc-JP ja_JP.EUC-JP

2. システムのロケールを変更するために、/etc/default/localeと/etc/environment
のja_JP.UTF-8をja_JP.eucJPに変更する。

3. manのpagerを変える
$ sudo apt-get install lv
としてから、
$ sudo update-alternatives --config pager
でlvを選ぶ。

4. nautilus で扱うファイル名の言語コードを EUC-JP にする。
/etc/X11/Xsession.d/55gnome-session_gnomerc 内の最初の行に export G_FILENAME_ENCODING=@locale を追加する。

5. 一度gdmまで戻り、Xを再起動する

6. gdmで言語から、日本語(EUC-JP)を選んでデフォルトにする。

7. 環境変数LANGを確認。
$echo $LANG

Ubuntuにrootユーザーを作成する

Ubuntuはデフォルトでrootユーザーはいない。
普段使う分にはそれで良いのだが、特定の条件下でrootが必要な時もある。
そこで、rootユーザーを作成する。

Ubuntuではrootユーザーはいない、と言うのは半分嘘で、本当はroot用のパスワードが設定されて
いないだけ。ということで、rootのパスワードを以下のようにして設定する。
$ sudo passwd root

Ref:) http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-18.html

さらに、adminグループに属するユーザーがsudoでシステムをいじるのを阻止する。
/etc/sudoersをvisudoコマンドで編集。
# visudo

# Members of the admin group may gain root privileges
#%admin ALL=(ALL) ALL ←コメントアウト

2008年06月11日

Ubuntu8.04でvncserver

VNCを用いて、windowsマシンからUbuntuマシンのデスクトップにリモートアクセスする。
ただし、vncは標準では平文で通信を行ってしまうので、sshポートフォワーディングを用いて
暗号化通信を行う。

・Ubuntu側
$ sudo apt-get install vncserver
22番ポート(ssh)を開放しておく。

・Windows側
Puttyあたりのsshで通信ができる端末エミュレータと、TightVNCあたりのVNCクライアントを用意する。


・接続手順
1. windows側で、puttyを起こす
2. ポートフォワーディングを有効にして、Ubuntuマシンにログイン
(ここでは、windowsマシンの1234番ポートをUbuntuマシンの5901番ポートに転送する)
3. ログインした端末エミュレータから、vncserverを起動する
$vncserver
New 'ubuntu:1 (xxx)' desktop is ubuntu:1
などのように、一枚目(:1)にサーバーが起動したことを確認する。
4. windows側でTightVNCを起こして、接続先を「localhost::1234」とし、ログインする。

※もしvncserverが1枚めではなくx枚めであれば、転送先のポートを5900+x番にする


また、このままではリモートアクセスしたデスクトップでtwmが用いられていたり、日本語入力メソッド(SCIM)が起きなかったりとつかいづらい。
そこで、~/.vnc/xstartupを編集する。ここでは、ウィンドウマネージャーにfluxboxを使うように設定した。
#!/bin/sh

# Uncomment the following two lines for normal desktop:
# unset SESSION_MANAGER
# exec /etc/X11/xinit/xinitrc

[ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup
[ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
xsetroot -solid grey
vncconfig -iconic &
#xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" &
#twm &

export GTK_IM_MODULE="scim-bridge"
scim -d&
export XMODIFIERS="@im=SCIM"

#wmtemp&
fluxbox &

ちなみに、LinuxのVNCクライアントにはxtightvncviewerなるものがある。
・使い方
$ xtightvncviewer IPアドレス:ディスプレイ番号
$ xtightvncviewer 127.0.0.1:1 など

Ref:)
http://www18.big.or.jp/~fujiwara/ikki/doc/vnc/vnc_ssh_tt.shtml
http://kopanda.selfip.com/blog/crosss/2007/12/fedora7vnc41.html
http://www14.plala.or.jp/campus-note/vine_linux/server_ssh/ssh_portforwarding.html

2008年06月03日

texで作成した文章に欧文フォントを埋め込んでpdfにする

texで作成した文章をコンパイルしてdviに変換→dvipdfmxでpdf作成、とするときに、
たまに欧文フォントがpdfに埋め込まれず、readerに怒られたりする。

以下のようにすると、Helveticaなどの欧文フォントを埋め込んだpdfファイルをUbuntu 8.04で作ることができる。
dvipdfmxは裏でghostscriptを呼び出す(らしい)。この設定ファイルをいじる。

/usr/share/ghostscript/8.61/lib/gs_pdfwr.psをエディタで開き、

/.standardfonts [
/Courier /Courier-Bold /Courier-Oblique /Courier-BoldOblique
/Helvetica /Helvetica-Bold /Helvetica-Oblique /Helvetica-BoldOblique
/Times-Roman /Times-Bold /Times-Italic /Times-BoldItalic
/Symbol /ZapfDingbats
] readonly def
なる箇所を
/.standardfonts [
% /Courier /Courier-Bold /Courier-Oblique /Courier-BoldOblique
% /Helvetica /Helvetica-Bold /Helvetica-Oblique /Helvetica-BoldOblique
% /Times-Roman /Times-Bold /Times-Italic /Times-BoldItalic
% /Symbol /ZapfDingbats
] readonly def
と編集する。

Ref: http://spalab.naist.jp/~yuu-t/wiki/index.php?tex_memo