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2007年06月01日

kernel再構築(Ubuntu編)

昔ubuntu dapperのkernelを再構築した際のメモ。

ディストリビューターから配布されている、カーネルパッケージを用いてカーネルを再構築する手順。
バージョンが低ければ、kernel-image、高ければlinux-image。
以下では、linux-image-2.6.15について。

0.必要なパッケージの用意(無駄なものも含まれている可能性アリ)。
sudo apt-get install build-essential bin86 kernel-package
sudo apt-get install libqt3-headers libqt3-mt-dev make
sudo apt-get install gawk

1.カーネルソースをapt-get。
sudo apt-get install linux-source-2.6.15
/usr/src/に、linux-source-2.6.15.tar.bz2が保存される。

2.移動して解凍。
cd /usr/src/
sudo tar -xvjf linux-source-2.6.15.tar.bz2

3.シンボリックリンクを張る。
sudo ln -s /usr/src/linux-source-2.6.15 /usr/src/linux

4.現行kernelの、configをパクってくる。
cd linux sudo cp /boot/config-2.6.15-26-386 .config

5.configを合わせる。
sudo make oldconfig

6.GUIでconfig
sudo make xconfig

In "Processor type and features":
-Processor family Choose the model of your processor.
-High Memory Support
--off -if you have less than 1 GB of RAM
In "Kernel hacking":
uncheck "Kernel debugging".
<2.6.15あたりのverに限り>
In Device Drivers
- USB support - USB Network Adapters
uncheck "USB ZD1211 based wireless device support"
(*このチェックを外さないと、エラーがでて、途中で止まる)

7.コンパイル
sudo make-kpkg clean
sudo make-kpkg -initrd --revision=custom01 kernel_image
/usr/src/に、debパッケージができあがる。

8.パッケージのインストール
sudo dpkg -i kernel-image-2.6.15.7-ubuntu1_custom01_i386.deb

2007年04月03日

Adobe Readerのfirefox用プラグイン

ubuntuでは、adobeのreaderをパッケージからインストールしただけでは、firefox用のプラグインがインストールされないので対処。

$ cd .mozilla/plugins
$ cp /usr/lib/AdobeReader/Browser/intellinux/nppdf.so .

として、firefoxを再起動。

URLバーにabout:pluginsと打ち込めば、現在インストールされているpluginの一覧が現れる。

2007年03月14日

fluxbox on UTF-8

いろいろな所で書かれているけど、fluxboxをUTF-8環境で使うためのメモ on Ubuntu Dapper。
#はsudoつけて実行の意。

とりあえずfluxboxをインストールする。
#apt-get install fluxbox

やりたいことは、fluxboxのsourceを持ってきて、一部EUC-JP仕様なファイルをUTF-8にしてコンパイルするよ、ということだ。

ソースの入手。ホームフォルダで
(#apt-get install dpkg-dev)
#apt-get source fluxbox
ホームフォルダの直下に、sourceがunpackされる。

#cd nls/ja_JP
このディレクトリにある、Translation.mを修正する。
めんどくさいから、geditを使ってしまえ!
#gedit Translation.m
一行目の
codeset=EUC-JP
をUTF-8に修正して、文字コードをUTF-8にして保存する。

コンパイルに必要なものの用意。
#apt-get install libgtkmm-2.4-dev autoconf automake1.9 libtool libssl-dev gcc g++ make libxt-dev

fluxboxのソースが展開されているフォルダのトップに戻って
#sudo ./configure --enable-nls
#cd nls/ja_JP/
$sudo make

できあがった fluxbox.cat をパッケージのものと置き換えて終了。
#cd /usr/share/fluxbox/nls/ja_JP
#mv fluxbox.cat fluxbox.cat.old
#cp ~/fluxbox-0.9.14/nls/ja_JP/fluxbox.cat .

後はfluxboxを再起動すれば良い。

Ref)http://80286.blog62.fc2.com/blog-entry-21.html#trackback

2006年12月09日

xscreensaverのtips

・xscreensaverを起動する(そのまんまだけど)。
$ xscreensaver&
起動時のlogoがうっとうしい→~/.xscreensaverのsplashの値をFalseに。
.xscreensaverの書き方は、manを読んどくべし。

・画面をロックする。
$ xscreensaver-command -lock

仮想コンソール多すぎ。

仮想コンソール=Ctrl + Alt + F1〜6で出てくるアレ。
仮想コンソールは6枚もいらない!というあなたのために。

/etc/inittabの、tty1〜tty6を、好きなぶんだけコメントアウトしてくださいませ。
リソースの節約になります。

Resource : ttp://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/310delvcon.html

2006年12月07日

ratpoison(!)

"ratpoison"という、極めて暴力的な(笑)名前のwindowmanagerを導入した。
# sudo apt-get install ratpoison

ついでに、GImage Viewも導入。こいつは、画面最大化時にも、表示する画像が歪まないviewer。
# sudo apt-get install gimageview
起動は
# gimv

これからカスタマイズしていこうかな。

2006年11月22日

firefox2.0をtar玉からインストール

といっても、あんまり難しいことしない。
ここからtar玉をダウンロードして、解凍
$ tar xvzf ファイル名
Ubuntuでは、パッケージ以外にインストールするものは/opt以下におくようなので、解凍されたフォルダごと移動すること。

ここからが大変。
まず、firefox2.0用のプロファイルを作成する。
$ firefox -ProfileManager
とし、プロファイルマネージャーを起動させて、新しいプロファイルを作成。

さらに、scimを起動させたままだとfirefox2.0がクラッシュするバグを回避するために、以下のような細工をする。
まず、
$ sudo apt-get install scim-bridge
として、scim-bridgeパッケージをインストールする。
さらに、
$ GTK_IM_MODULE=scim-bridge
というおまじないをしてから、
$ /opt/firefox2/firefox
とする。

いちいち上のコマンドを打つのが面倒臭い場合、シェルスクリプトを作成すると良い。
以下のような内容のファイルfirefox2.shを作成。
#!/bin/sh
GTK_IM_MODULE=scim-bridge /opt/firefox2/firefox &
一行目はおまじない。

その後、
$ chmod u+x firefox2.sh
として、ファイルに実行権限をあたえれば、シェルスクリプトの完成。
$ ./firefox2.sh
とすれば、firefox2.shの二行め以下の内容が実行される。

resource : ttp://ecololi.plala.jp/index.php?itemid=462&catid=8

2006年11月19日

コマンドラインで無線LANを設定する

ドライバの設定まではちゃんとできているとして。
iwconfigを使って、LANに接続する。

無線機器の状態は、iwconfigコマンドで習得する。
$ iwconfig

以下、eth1の設定を行うものとして。
ESS-IDの設定
# iwconfig eth1 essid ESS-ID
WEPキーの設定
# iwconfig eth1 key restricted s:WEPキー(文字列)

DHCPでIPアドレスを習得する。
# dhclient eth1

ifconfigコマンドでちゃんとIPが振られていれば完了。

Resource : ttp://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/761usewlan.html

2006年10月18日

a2ps-perl-ja

textファイルをps形式に変換する為のプログラム。
なんかUTF-8でも印刷できてるのですげえ。

resource : http://packages.ubuntulinux.org/dapper/perl/a2ps-perl-ja

gnome-u2psというのもあるのだが、こいつはなんだがうまくいかない。
エラーを吐かれてしまう。なんでだろ...?

プリンターの追加

cupsプリンターの追加は、ブラウザーを用いて行うのが一般的なようだけれども、ubuntuの場合はなぜだかBasic認証でこけるので止した方がよさげ。

Gnomeのcups設定マネージャーを用いる。
$ sudo gnome-cups-manager

デバイスURLの解釈
lpd://ホスト(IPアドレス)/キュー

印刷したいコマンド。
$ lpr -Pプリンタ名 test.ps

rehash

zshを半年くらい使い続けているのに知らんかったorz。

ハッシュテーブルを再構築するためのシェル内部コマンド。ちなみに、bashはこの作業は必要ない。

新しいパッケージをインストールした時には、
$ rehash
とタイプしよう。そうしよう。

でないと、ハッシュテーブルが更新されずに、コマンドをみつけられないことがある。

2006年10月17日

Prelinkを使ってアプリの起動を高速化

resource : http://www.ubuntulinux.jp/wiki/PrelinkHowTo

確かにちょっと早くなった気がする。
他のディストリでも大丈夫だと思う。

2006年10月08日

kernel recompilation。

ディストリビューターから配布されている、カーネルパッケージを用いてカーネルを再構築する手順。
ソースパッケージ名は、バージョンが低ければ、kernel-image、高ければlinux-image。
以下では、linux-image-2.6.15について。

0.必要なパッケージの用意(無駄なものも含まれている可能性アリ)。
sudo apt-get install build-essential bin86 kernel-package
sudo apt-get install libqt3-headers libqt3-mt-dev make
sudo apt-get install gawk

1.カーネルソースをapt-get。
sudo apt-get install linux-source-2.6.15
/usr/src/に、linux-source-2.6.15.tar.bz2が保存される。

2.移動して解凍。
cd /usr/src/
sudo tar -xvjf linux-source-2.6.15.tar.bz2

3.シンボリックリンクを張る。
sudo ln -s /usr/src/linux-source-2.6.15 /usr/src/linux

4.もしPC-MM2-5NEユーザーならば、radeonドライバを使用するためにefficeonパッチを当てる(2.6.15〜16用)
/usr/src/linuxにて。
sudo patch -p1 < efficeon-patch.txt

5.現行kernelの、configをパクってくる。
sudo cp /boot/config-2.6.15-26-386 .config

6.configを、構築するkernelに合わせる。
sudo make oldconfig

7.GUIでconfigを設定
sudo make xconfig

特に、CPUの種類の選択に注意。
In "Processor type and features":
-Processor family Choose the model of your processor.

この項目もチェック
-High Memory Support
--off -if you have less than 1 GB of RAM

<2.6.15あたりのverに限り>
In Device Drivers
- USB support - USB Network Adapters
uncheck "USB ZD1211 based wireless device support"
(*このチェックを外さないと、エラーがでて、途中で止まる)

5.コンパイル
sudo make-kpkg clean
sudo make-kpkg -initrd --revision=custom01 kernel_image
/usr/src/に、debパッケージができあがる。

6.パッケージのインストール
sudo dpkg -i kernel-image-2.6.15.7-ubuntu1_custom01_i386.deb

これで、kernelのインストールまでは終了する。
ただし、このままでは、Usplash(grubの後に、読み込んだモジュール等を表示するアレ)が表示されないので、以下のように細工。
/etc/mkinitramfs/modulesに、以下の4行を書き込む。
capability
vesafb
fbcon
unix
その後、以下のようにタイプ。
sudo dpkg-reconfigure <自分が構築したkernelパッケージの名前>


なお、prism54ドライバを使用する無線LANは、再構築したkernelだと何故だか認識されない。
http://prism54.org/から、1.0.4.3.armをダウンロード。isl3890にリネームし、/lib/firmwareに置いて再起動すると解決。

2006年09月18日

起動時のサービス設定

sysv-rc-confというアプリを用いる。
# sudo apt-get install sysv-rc-conf

ルート権限で起動する。
端末内で、ランレベル毎の起動サービスを設定できる。

僕の環境でいらないと思ったもの。
hplip, nvidia-kernel, ppp
(たぶん、HPプリンタに関する何かと、nvidia製ビデオチップに関する何かと、PPPoE接続に関する何か)

2006年09月17日

xubuntu 6.06 LTS on muramasa(書きかけ)

xubuntuPC-MM2-5NEにインストールする。

ubuntu本家にある、alternateCDを用いてインストールを行う。
(余談ではあるが、ubuntu日本語ローカライズ版CDでは、メモリ256M以下のマシンではうまくインストールできない場合が多いようだ。ubuntuのインストール用にも、alternateCDは持っていた方がよいと思う)

手順はココを参照する。
手順8bは必要ない。gdmはxubuntu-desktopに含まれいている。

<06/10/12追記>
ページが消えているので、自分が行った手順を思い出しながら書く。
1)alternateCDで起動したら、install a serverを選ぶ。
2)がんばってインストールを進めたら、再起動。
3)sudo vi /etc/apt/sources.list
cd-romの行をコメントアウト&始めからコメントアウトされてるapt-lineはコメントアウトをはずす。
4)sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install xubuntu-desktop

Xを起こす前に、/etc/X11/xorg.confの編集。

Section "InputDevice"
Identifier "Generic Keyboard"
Driver "kbd"
Option "CoreKeyboard"
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "pc105" → "jp106"に変更 
Option "XkbLayout" "jp"
Option "XkbVariant" "jp106"
EndSection

さらに、muramasa特有の設定として、以下の様にグラフィックドライバにvesaを使用するよう細工を行う。
kernel2.6.17以降では必要ない...はず。
Section "Device"
Identifier "ATI Technologies, Inc. Radeon Mobility M6 LY [Radeon Mobility 9000]"
# Driver "ati"
Driver "vesa"
BusID "PCI:1:0:0"
EndSection

再起動すると、gdmが立ち上がるので、取り合えずインストールは終了。

Xを起こしてからまずすべきことは、メニュー>language supportで、日本語のサポートを完全に有効にすること。
scimの自動起動など、必要なことが一通り設定される。

mozillaなど、アプリレベルでの日本語化はSynapticから。

大半の設定は、いつもの如くLinux設定メモを参考にさせていただく。ubuntu6.06の項を読めば良い。
IPAフォントのインストールは、Debian sargeの項を参照すること。
ただ...このままだと、何故だか「〜」が文字化けする。
M+フォントなら問題なく表示できる。

<06/10/12追記>
ubuntu-jaに含まれているパッケージを導入したいのなら、/etc/apt/sources.listに
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja dapper/
deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja dapper-ja/
を加えて、Adobe Readerや、Real Playerなど、必要なものを適宜apt-get installすること。
cf:http://www.ubuntulinux.jp/wiki/DapperJaDevelopment

ipaフォントの導入とか、上のapt-lineを足したなら、
sudo apt-get install ipafont
とかすればいいだけのような気がする(試してはいないが)。
「メニュー→設定→インターフェイス」から、デフォルトのフォントは変更できる。

2006年09月13日

GDMの再起動。

# /etc/init.d/gdm restart
コマンドからログアウトするならコレなんだろうと思う。

2006年09月09日

FirefoxとIPv6

Firefoxの名前解決を、IPv6を無効にして早くする。

アドレスバーに
about:config
と入力して、network.dns.disabeleIPv6という行の値をfalseにする。

Intel C++ Compilerをインストール

0準備運動
% sudo apt-get install g++ libc6-dev

1.http://www.intel.com/software/products/noncom/から、欲しいものを選択。
メールアドレスを要求されるので、記入後しばし待つ。

2.指定のURLからtar玉をダウンロード&アンパック
% tar xvfz l_fc_p_9.0.021.tar.gz

3.インストールスクリプトの実行
% sh ./l_fc_p_9.0.021/install.sh

4.スクリプトの指示に従う
(途中でライセンスキーを尋ねられる)

5.各ユーザーは、
# source /opt/intel/cc/9.1.xxx/bin/iccvars.sh
として、パスを通すこと。
これで、iccコマンドが通るようになる。

注意)iccコマンドを実行する前に
# export LC_ALL=C
とする。

http://www.intel.com/support/jp/performancetools/c/linux/sb/cs-017387.htm
http://www.xlsoft.com/jp/products/intel/compilers/ccl/91/Getting_Started.htm