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2007年10月30日

Gutsyのフォルダ名を日本語から英語に直す

Gutsyになって、ホームフォルダの下にあるフォルダが

Desktop→デスクトップ
Pictures→画像
Music→音楽

という風に、すべて日本語になった。

これはこれでGUI使いにはうれしいのだろうし、日本人なのだからこっちのほうが大抵の場合やさしいのだろう。
しかし、CUIでファイル操作などを行う場合、コマンドラインで2バイト文字を使うのには抵抗があるし、何より打ちにくい。
そこで、日本語フォルダ名を従来の英語表記に直す。

端末で
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
とすると、ウィンドウが開いて、フォルダ名を英語に直すかどうか聞いてくる。迷わずUpdateのボタンを押す。
その後一度ログインしなおせばO.K.

ちなみに、ログインし直した後、またウィンドウが開き、今度は日本語フォルダ名に直すかどうか聞いてくるので、
これはDon't ask againにチェックした後、Keepを選ぶ。


Ref)http://55ubuntu.blogspot.com/2007/10/blog-post_29.html

2007年10月28日

ubuntu GutsyでXGLからAIGLXへ移行

Ubuntu Gutsyはデフォルトでかっこいい3Dエフェクトが(対応するVGAを使用していれば)有効になっている。
こいつは格好良くてかつ実用的なのでとてもよいのだが、いかんせん重たい。本当に重たい。
GeForce 8400GSのマシンでももっさりして気持ち悪い。
というか3Dエフェクトを切ってもFeistyより重たいので、これは何か別の理由がある気がした。

あまり3Dデスクトップ関係は詳しくないのだけれど、少し調べてみると以下のページが。
http://roganpalm.com/archives/558
http://piro.sakura.ne.jp/latest/blosxom/system/2007-10-28_ubuntu.htm

つまり要約すると、
・GutsyではデフォルトでXGLが使用されるが、こいつが重い原因である。代わりにAIGLXを使うと良い。
・XGLとかAIGLXとか言うのは、Xに置き換わるものだったりXの拡張機能だったりする。(よく分からない)

以下の手順でこれを実現する。実験したのはGeForce 8400GS搭載のマシン。
1. XGLを切る。~/.config/xserver-xglにdisableという空ファイルを作る。
2. AIGLXを使用可能にする。以下のように/etc/X11/xorg.confを修正する。
あ、もちろんnvidiaドライバは「制限つきドライバの管理」からインストール済みという前提で。


Section "Device"
>-------Identifier>-----"nVidia Corporation G80 [GeForce 8400 GS]"
>-------Driver>->-------"nvidia"    
>-------Busid>-->-------"PCI:3:0:0"
>-------Option>->-------"AddARGBVisuals">-------"True"
>-------Option>->-------"AddARGBGLXVisuals">----"True"     #trueであることを確認
>-------Option>->-------"NoLogo">-------"True"
EndSection
Section "Extensions" >->------->------->-------#セクションごと追加
Option "Composite" "Enable"
EndSection

Section "ServerLayout"
>-------Option>->-------"AIGLX">>-------"true">->-------#追加
>-------Identifier>-----"Default Layout"
screen "Default Screen"
>-------Inputdevice>----"Generic Keyboard"
>-------Inputdevice>----"Configured Mouse"
>-------
>-------# Uncomment if you have a wacom tablet
>-------#>------InputDevice "stylus">-------"SendCoreEvents"
>-------#>------InputDevice "cursor">-------"SendCoreEvents"
>-------#>------InputDevice "eraser">-------"SendCoreEvents"
EndSection

Section "Module"
>-------Load>--->-------"glx"
>-------Load>--->-------"dri">-->-------#追加
EndSection


以上のような変更を加えたら、Xを再起動する。
明らかに描画が早くなったが...XGLじゃなくてはいけない理由とかってあったのだろうか?
やっぱり3Dデスクトップ関係は仕様がコロコロ変わるので、ついていけないな....。

xorg.confの設定は自信が無いので、ツッコミ等ありましたらよろしくおねがいします。

2007年10月26日

ubuntu 7.10のtex環境

Ubuntu Gutsy(7.10)を研究で使うことにした。

7.10では、Tex環境のインストールがとても簡単になっている。
Ubuntuの日本語wiki内のページに従えばよい。
ちなみに、本文内の
sudo apt-get install evince ghostscript cmap-adobe-japan1 gs-cjk-resouce
は最後のgs-cjk-resouceのスペルが間違っていて、
sudo apt-get install evince ghostscript cmap-adobe-japan1 gs-cjk-resource
が正解。

但し、vim-latexを7.10の環境で使う時には注意が必要。
vim-latexはvimでtexファイルを作成する時に重宝するプラグインであり、以下のコマンドでインストールできる。
sudo apt-get install vim-latexsuite
7.10環境ではに加え、もう一つ手順が必要である。
sudo apt-get install vim-addon-manager
sudo vim-addons -w install latex-suite
というコマンドを打つことでvim-latexを動作させることができる。

Ref)VIM-Latex良いかも
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/vim-latexsuite/+bug/137205

2007年10月03日

gnuplotとpowerpoint。

gnuplotでそこそこ見やすい図を出した後、powerpointに貼る為の手順。
そこそこ見やすい→プレゼン向きな色を使用する, でかくて見やすいフォントでかつアンチエイリアスを効かせる

0. imagemagickをインストールする(付属するconvertをインストールする為)。
$ sudo apt-get install imagemagick

1. gnuplotを起こして図を書く
$ gnuplot
gnuplot> plot sin(x), cos(x) lt 3 #黄緑色はプレゼンで見にくいので、青に色を変える
gnuplot> set title "sin curve & co-sin curve"
gnuplot> set terminal postscript color "Arial" 18 #色つきかつフォントをArial 18ptにする
Terminal type set to 'postscript'
Options are 'landscape noenhanced color colortext \
dashed dashlength 1.0 linewidth 1.0 defaultplex \
palfuncparam 2000,0.003 \
butt "Arial" 18'
gnuplot> set output "curves.eps"
gnuplot> replot
gnuplot> exit

3. convertでjpgに変換
$ convert -density 288 -geometry 50% curves.eps curves.jpg
実際にやってみたら、図が縦になってしまっていたので、以下のようにコマンドを打つ。
$ convert -rotate 90 curves.jpg curves90.jpg


他にもいろいろできるので、詳しくは以下を参照してがんばる。
・gnuplot関連
GNUPLOTメモ : http://ryuiki.agbi.tsukuba.ac.jp/~nishida/MEMO/GNUPLOT/
GNUPLOT - not so Frequently Asked Questions - : http://t16web.lanl.gov/Kawano/gnuplot/
http://www.proton.jp/apps/gnuplot.html
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~fumiko/tips/gnuplot.html

・convert関連
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/289convgraph.html
http://i.loveruby.net/d/20021208.html