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2008年09月09日

Ubuntu 8.04にIPAフォントをインストール

ちょっと前まで、IPAフォントをインストールする場合は、日本語ローカライズドのapt-lineを足して
$ sudo apt-get install ipafont
とかで良かった気がするのに、何故だかできなくなってる。

仕方がないので、自力で一般仕様者向けのIPAフォントをインストール。
ここを参照。インストール方法も丁寧に書いてあるが一応追うと

1. 展開&移動
$ unzip IPAfont00203.zip
$ cd IPAfont00203

2. /usr/share/fonts/truetype以下にディレクトリを作ってフォントを放り込む。
$ suro mkdir /usr/share/fonts/truetype/ipafont
$ sudo cp *.ttf /usr/share/fonts/truetype/ipafont

3. フォントを登録
$ cd /usr/share/fonts/truetype/ipafont
$ sudo mkfontscale
$ sudo mkfontdir
$ sudo fc-cache -fv

Ubuntu 8.04でImageMagickをソースからビルド

Ubuntu 8.04で用意されているImageMagickのパッケージに入っているconvertには不具合がある...ような気がする。
具体的には、以前のエントリで書いたepsからjpgの変換がうまく行かず、出来上がったjpgが白黒反転していたり真っ黒だったりする。
これでは仕事にならないので、ImageMagickの最新版をソースからビルドすることにした。

1. kddilabのftpから最新版の
tar.gz.をダウンロード
今回はImageMagick-6.4.3-5.tar.gzを用いた。

2. tar玉の展開&ディレクトリに移動
$ tar xvzf ImageMagick-6.4.3-5.tar.gz
$ cd ImageMagick-6.4.3

3. デフォルトの設定でコンパイルしていいなら、そのままconfigure
$ ./configure

4. コンパイルして(makeして)、インストール
$ make
$ sudo make install

これでインストールは終了だが、実際に実行してみると
$ convert hoge.eps hoge.jpg
convert: error while loading shared libraries: libMagickCore.so.1: cannot open shared object file: No such file or directory

とかエラーを吐く。
これは、/usr/local/lib/にある、libMagickCore.so.1をなぜかconvertが見に行ってくれないのが原因である。対処法としては、/lib以下にこのシンボリックリンクを張っておいてやれば良い。
$ sudo ln -s /usr/local/lib/libMagickCore.so.1.0.0 /lib/libMagickCore.so.1
このあとさらに
$ convert hoge.eps hoge.jpg
convert: error while loading shared libraries: libMagickWand.so.1: cannot open shared object file: No such file or directory
とか言われたので、同様に
$ sudo ln -s /usr/local/lib/libMagickWand.so.1.0.0 /lib/libMagickWand.so.1
としておく。

これで無事にepsからjpgに変換できるようになった。

Ref: http://vermelho.jugem.jp/?eid=121

2008年08月25日

メディアの自動再生を切る

Ubuntu 8.04で、各種メディアを自動再生しないようにする。

nautilusのメニューバーから編集→設定と進み、メディアのタブを開く。
下の方にある「メディアを挿入してもプログラムを起動したり問い合わせをしたりしない」のチェックボックスをonにする。

Ref:) http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=11634

2008年07月20日

UbuntuのUsplashを消す

Ubuntu起動時のスプラッシュ画面は、綺麗で良い。
良いけど、やっぱり計算機の起動時は、真っ黒い画面にプロセスをダーッと書き並べて欲しい!という、ユーザーの為に。


1. sysv-rc-confでusplashを止める。
$ sudo apt-get install sysv-rc-conf
として、sysc-rc-confをインストール。
$ sudo sysv-rc-conf
すると、各ランレベルでの起動時サービス一覧が出てくるので、usplashを消す。

2. /boot/grub/menu.listをいじる
$ sudo vim /boot/grub/menu.lst
として、kernelの行を変更する。
kernel /boot/vmlinuz-2.6.24-19-generic root=UUID=xxxxxx ro quiet vga=775
← splashを消して、vga=775を加える。
ここで、775はコンソールを1280x1024の256色で表示するオプション。
これは、以下を参考にする。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/332vtextgrub.html

後は、再起動するだけ。

2008年06月29日

Ubuntu8.04をnfsクライアントにする

インストール
$ sudo apt-get install nfs-common

マウントポイントを作る
$ mkdir /mnt/hoge

/etc/fstabに書く
nfs-server:マウントしたいディレクトリ /mnt/hoge nfs rw,hard,intr,rsize=8192,wsize=8192 0 0

nfs起動
$ sudo /etc/init.d/nfs-common start

Ubuntu8.04をnisクライアントにする

なにはともあれ、まずnisをインストール
$ sudo apt-get install nis
インストール中に、nisドメイン名を聞かれるので、参加するnisドメイン名を入れる。
このドメイン名は、/etc/defaultdomainに保存される。

/etc/nsswitch.conf を書き換え

passwd: files nis
shadow: files nis
group: files nis
hosts: files nis dns

/etc/yp.conf を編集する。
最後の行に以下を追加する。
ypserver nis-serverのアドレス

/etc/passwdに次の行を追加:
+::::::

/etc/groupに次の行を追加
+:::

nisを起動
$ sudo /etc/init.d/nis start /etc/init.d/nis start

ただしAMD64版では、このままだとシステム起動時のnisの呼び出しに失敗する。
launchpadの報告にしたがい、少し乱暴ではあるが、/etc/rc.localに以下の行を追加する。
/etc/init.d/nis restart


Ref:) http://lists.debian.or.jp/debian-doc/200008/msg00001.html
https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/nis/+bug/174162

UbuntuをEUC-JP環境で使う

こんなことしたくはないのだが、特定の状況下で、しかたなくEUC-JP環境にしなくては
ならないことも...ある。

以下のサイトを参考に、以下のような手順で作業を行った。
Ref:) http://old.ubuntulinux.jp/wiki/UTF8_e3_81_a8euc_e3_81_ae_e6_b7_b7_e5_9c_a8_e7_92_b0_e5_a2_83_e6_a7_8b_e7_af_89/
http://made-in-tomo.jugem.jp/?cid=15

1. gdmからEUC-JPを選べるようにする。
$ sudo localedef -i ja_JP -f euc-JP ja_JP.EUC-JP

2. システムのロケールを変更するために、/etc/default/localeと/etc/environment
のja_JP.UTF-8をja_JP.eucJPに変更する。

3. manのpagerを変える
$ sudo apt-get install lv
としてから、
$ sudo update-alternatives --config pager
でlvを選ぶ。

4. nautilus で扱うファイル名の言語コードを EUC-JP にする。
/etc/X11/Xsession.d/55gnome-session_gnomerc 内の最初の行に export G_FILENAME_ENCODING=@locale を追加する。

5. 一度gdmまで戻り、Xを再起動する

6. gdmで言語から、日本語(EUC-JP)を選んでデフォルトにする。

7. 環境変数LANGを確認。
$echo $LANG

Ubuntuにrootユーザーを作成する

Ubuntuはデフォルトでrootユーザーはいない。
普段使う分にはそれで良いのだが、特定の条件下でrootが必要な時もある。
そこで、rootユーザーを作成する。

Ubuntuではrootユーザーはいない、と言うのは半分嘘で、本当はroot用のパスワードが設定されて
いないだけ。ということで、rootのパスワードを以下のようにして設定する。
$ sudo passwd root

Ref:) http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-18.html

さらに、adminグループに属するユーザーがsudoでシステムをいじるのを阻止する。
/etc/sudoersをvisudoコマンドで編集。
# visudo

# Members of the admin group may gain root privileges
#%admin ALL=(ALL) ALL ←コメントアウト

2008年06月11日

Ubuntu8.04でvncserver

VNCを用いて、windowsマシンからUbuntuマシンのデスクトップにリモートアクセスする。
ただし、vncは標準では平文で通信を行ってしまうので、sshポートフォワーディングを用いて
暗号化通信を行う。

・Ubuntu側
$ sudo apt-get install vncserver
22番ポート(ssh)を開放しておく。

・Windows側
Puttyあたりのsshで通信ができる端末エミュレータと、TightVNCあたりのVNCクライアントを用意する。


・接続手順
1. windows側で、puttyを起こす
2. ポートフォワーディングを有効にして、Ubuntuマシンにログイン
(ここでは、windowsマシンの1234番ポートをUbuntuマシンの5901番ポートに転送する)
3. ログインした端末エミュレータから、vncserverを起動する
$vncserver
New 'ubuntu:1 (xxx)' desktop is ubuntu:1
などのように、一枚目(:1)にサーバーが起動したことを確認する。
4. windows側でTightVNCを起こして、接続先を「localhost::1234」とし、ログインする。

※もしvncserverが1枚めではなくx枚めであれば、転送先のポートを5900+x番にする


また、このままではリモートアクセスしたデスクトップでtwmが用いられていたり、日本語入力メソッド(SCIM)が起きなかったりとつかいづらい。
そこで、~/.vnc/xstartupを編集する。ここでは、ウィンドウマネージャーにfluxboxを使うように設定した。
#!/bin/sh

# Uncomment the following two lines for normal desktop:
# unset SESSION_MANAGER
# exec /etc/X11/xinit/xinitrc

[ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup
[ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
xsetroot -solid grey
vncconfig -iconic &
#xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" &
#twm &

export GTK_IM_MODULE="scim-bridge"
scim -d&
export XMODIFIERS="@im=SCIM"

#wmtemp&
fluxbox &

ちなみに、LinuxのVNCクライアントにはxtightvncviewerなるものがある。
・使い方
$ xtightvncviewer IPアドレス:ディスプレイ番号
$ xtightvncviewer 127.0.0.1:1 など

Ref:)
http://www18.big.or.jp/~fujiwara/ikki/doc/vnc/vnc_ssh_tt.shtml
http://kopanda.selfip.com/blog/crosss/2007/12/fedora7vnc41.html
http://www14.plala.or.jp/campus-note/vine_linux/server_ssh/ssh_portforwarding.html

2008年06月03日

texで作成した文章に欧文フォントを埋め込んでpdfにする

texで作成した文章をコンパイルしてdviに変換→dvipdfmxでpdf作成、とするときに、
たまに欧文フォントがpdfに埋め込まれず、readerに怒られたりする。

以下のようにすると、Helveticaなどの欧文フォントを埋め込んだpdfファイルをUbuntu 8.04で作ることができる。
dvipdfmxは裏でghostscriptを呼び出す(らしい)。この設定ファイルをいじる。

/usr/share/ghostscript/8.61/lib/gs_pdfwr.psをエディタで開き、

/.standardfonts [
/Courier /Courier-Bold /Courier-Oblique /Courier-BoldOblique
/Helvetica /Helvetica-Bold /Helvetica-Oblique /Helvetica-BoldOblique
/Times-Roman /Times-Bold /Times-Italic /Times-BoldItalic
/Symbol /ZapfDingbats
] readonly def
なる箇所を
/.standardfonts [
% /Courier /Courier-Bold /Courier-Oblique /Courier-BoldOblique
% /Helvetica /Helvetica-Bold /Helvetica-Oblique /Helvetica-BoldOblique
% /Times-Roman /Times-Bold /Times-Italic /Times-BoldItalic
% /Symbol /ZapfDingbats
] readonly def
と編集する。

Ref: http://spalab.naist.jp/~yuu-t/wiki/index.php?tex_memo

2008年05月04日

Ubuntu 8.04でM+フォント

Ubuntu 8.04のデフォルトフォントをM+フォントにする。

従来では、TMCosmosにあるように
/usr/share/language-selector/fontconfig/ja_JPを編集した。
Ubuntu 8.04では、代わりに/etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.confを
編集する。
今回は、このファイルのコピーを~/.fonts.confとして作成し、それを編集する。

IPAMonaPGothicの上にM+2P+IPAGを、そして
IPAMonaGothicの上にM+1M+IPAGを書く。

Ref:)http://55ubuntu.blogspot.com/2008/04/ubuntu-804-hardy-heron_24.html
http://www.k5.dion.ne.jp/~r-f/sicklylife/memo/using_ubuntu_804/soft_set.html#default_font_change

P.S. 常々疑問なのだが、どうして多くのサイトで等幅フォントであるmonospaceに可変幅フォントであるM+2P+IPAGを割り当てるのだろう?
monospaceには、等幅フォントであるM+1M+IPAGなどを割り当てた方が良いと思うのだが。
僕がフォントのことを良く理解していないだけなのだろうか.....?

さらに、Ubuntu wikiを参照して、フォントサイズが小さくても、アンチエイリアスを常に有効にする。
.font.configに

>-------
>------->-------false-
>-------


を追加する。